TDE式メンタルヒーリングセミナー開講インタビュー

2024年9月6日 | インタビュー

TDEで、心、メンタルケアを専門的に扱う「TDE式メンタルヒーリングセミナー」を10月に開講します。他者との関係、自分の中の葛藤、エネルギー的なマイナスからの影響など、メンタルに関する領域にTDEでアプローチするこのセミナーについて、高橋正俊PH会代表に伺いました。

◎アクティブオートロード解説

高橋●「TDE式メンタルヒーリングセミナー」は、TDEを使ってメンタルを良い状態に近づけることを目的とするセミナーです。
 各種アクティブオートロードを受けることにより、これらの技術を自分に対して、あるいは相手に対して働かせることができるようになります。自分で働かせるタイプのアクティブオートロードですので、経験を積むことにより、より良い結果を引き出し、良い変化を長く保つことができるようになります。
 まずは、それぞれのエネルギー技術について解説していきます。

■ぬきたま
 手のひらのチャクラを開き、より多くのエネルギーを抜き出したり、感じたりできるように強化された2024年版の「ぬきたま」です。

■ディフェンスM2
 使う人にとって、悪意のあるエネルギー情報や行動から身を守ることを目的としたエネルギーです。悪意のあるエネルギー情報を得たときに、段階ごとに設定されたエネルギーが順に作用していきます。
 以下、全ての段階で、自身の心臓や脾臓のチャクラを活性化することにより、悪意や念に対する耐性を強化しています。また、関係性の奥に隠れているマイナスエネルギーを解消させ、悪意などと共鳴しにくくなるように働きかけます。
◆エネルギーが働く順番
①第一段階として、悪意のエネルギーとの“間のエネルギー体”のマイナスを抜き、縁切りをして、関係性を改善するエネルギーが働きます。
②第一段階の限度を超えた場合、悪意のエネルギーの発信源にそのエネルギーをそのまま返し、悪意を小さくさせるエネルギーが働きます。
③第二段階の限度を超えた場合、悪意のエネルギーの発信源からエネルギーを抜き、発信源の意気を消沈させ、できる限り相手が未然に行為・行動に移しにくくなるようエネルギーが働きます。
④さらに第三段階の限界を超え、相手が行為・行動に移そうとした場合、相手の気のめぐりをマイナス方向に変化させるエネルギーを働かせ、相手の気分を萎えさせます。
⑤発信源本人の悪意のエネルギーを、「ストレスブロッカー」の技術を一部応用し、相手に対して頭痛を発生させます。ただし、徹底したダメージを与えないようにコントロールしています。

■Sパージ2
 磁場の悪いところなどにある、その人の《外部にあるマイナスエネルギー》からの悪影響を防ぐ目的のエネルギーです。マイナスエネルギーは、怒りや悲しみなどの感情的ストレスや、肉体の不調から来る痛み苦しみなどの肉体的ストレスなど《その人の内部にあるマイナスエネルギー》と、磁場の悪いところなどにある《外部にあるマイナスエネルギー》とに分けられます。
 人間から発生したマイナスエネルギーは時間経過とともに自然消滅することがほとんどですが、中には消えずに残ってしまうものもあり、それらはエネルギー状態の良くない場所に集まってしまう傾向があります。病気以外の原因で苦しむ人の中には、これら《外部にあるマイナスエネルギー》が影響しているケースも多くあるようです。マイナスエネルギーが悪意を持って積極的に悪さをしているのではなく、肉体や精神にストレスを抱えているとき、その状態に共鳴するマイナスエネルギーが自然と引き寄せられてしまっているイメージです。
 しかし、むやみに恐れる必要はありません。空気中には細菌、ウイルス、ゴミやほこりが無数に存在していますが、皮膚のバリア、免疫力のバリアで守られて健康的に生活できます。それと同じように、エネルギー的なバリアが健全であれば、マイナスエネルギーが引きつけられても何の影響も受けませんし、影響を受けたとしても休養を充分に取れば解消できてしまいます。その一方、バリアの弱い人の中にはその影響をかなり受けてしまう人もいます。「Sパージ2」は、その人のバリアを本来の状態に戻すように働きかけます。

■ストレスクリア
 ストレス、悲しみ、怒り、寂しさ、おそれなどを減少させることを目的としたエネルギーです。
 人の体には一定のバランスを保とうとする性質(ホメオスタシス)があり、そのバランス保持機能を失わないために、適度のストレスが必要とされます。しかし、ストレスが一定の限界を超えてしまうと、その機能に変調をきたし、肉体的精神的な不都合が生じてきます。
 情報過多、スピード型の現代生活はいやおうなしに私たちの生活にストレスを押し付けてきます。それに対応するために、旅行に行ったり、瞑想をしたり、深呼吸をしたり、涙を流したり、色々な方法で無意識に脳内のセロトニンを増やそうとしています。セロトニンは体内で合成される化学物質で、リラックスを促し、活力を与え、ストレスを減少すると言われています。
 「ストレスクリア」では、その人の領域からストレスというエネルギー情報を直接排除し、肺に蓄積されやすい“悲しみ”、肝臓に溜まりやすい“怒り”“寂しさ”、腎臓に溜まりやすい“おそれ”なども減少させるよう働きかけています。同時に、脳幹、特にB神経系周りの不要なエネルギーも排除するように働きかけ、全体としてバランス保持機能を失わないようにしています。

■メンタルブロックリリース
 メンタルブロックとは、人間が何か思考や行動を起こすときに、「できない」と否定的に考えてしまう意識的・無意識的な障害(ブロック)のことを指しています。トラウマと称される過去の嫌な出来事や、失敗に対する記憶や、何かの理由で自分から心を閉ざしてしまったブロックや、意識せずに作ってしまった自己防御のためのブロックなどもあります。過度のストレスやしがらみから作られてしまうブロックや外から押し付けられてしまったブロックなどもあります。
 ブロックはブロックとして存在しても構わないのですが、何かの行動を起こそうとしたときに、その行動と相反するブロックが影響して、いつまで経っても思うような行動ができない、あるいは意思とは反対の行動を起こしてしまうことがあります。その差異が大きなストレスとなり、メンタルバランスを崩してしまうことがありますので、これを手放すように働きかけていきます。

■キーラック
 脳幹の強化、「今ここに在る」の二つのテクニックを駆使してメンタルを強化し、結果として安らかに安定した心に近づくことを目的としたエネルギーです。
 意識が今に集中されるほどに、運もパワーも強くなっていきますので、「今ここに在る」ことは未来を開く鍵ともなり得ます。

■メンタル・コンビネーション
 メンタルヒーリングを効果的に行うために開発された技術です。本セミナーでアクティブオートロードされた5種類のエネルギー、「ディフェンスM2」「Sパージ2」「ストレスクリア」「メンタルブロックリリース」「キーラック」が、自動的に効率よく働くように設定されています。

◎Sパージ、キーラック

――●「メンタルヒーリングセミナー」の受講者はどのような人が多いですか?

高橋●肉体を扱う調整法セミナーの受講者は男性がやや多い印象ですが、メンタルを扱うこちらは女性がやや多い印象です。セミナーで身につけた技術を、受講後はご自身のサロンなどの施術で活用される方もいらっしゃいます。この技術をご自身にお使いになったり、ご家族にお使いになったりされる方も多く、活用の仕方はそれぞれですね。

――●会員誌に登場された方で、認知症の親御さんにお使いで変化があったというエピソードをよく覚えています。「メンタル・コンビネーション」で気持ちがゆるみやすいから、もしかすると血流もよくなって、想定外のところで改善が見られたのではないかというお話だったと記憶しています。

高橋●こちらがやっていることは「こう行け」「ああ行け」とエネルギーの方向性をガイドしているだけで、エネルギーは自由にいろいろなところへ行くので、どう現れてくるかは未知数のところがあります。「『右に行け』と言われたけどオレは上がいいんだよな」と、臨機応変に行き先を変えるなどですね。臨機応変というのは、エネルギーが、必要な所に必要なように、自ら働くからで、その結果として、なにかが改善されることもあるかもしれないといったところです。
 ただ、そこを始めから狙っていくとまた違う結果になるかもしれませんし、エネルギーは面白いですよ。
 そういえば、以前は「Sパージ」のオートロードが呼び水となって、受講される方も多かったです。他に「Sパージ」のオートロードはありませんでしたから。

――●最近こそ「Sパージ2023」などのパッシブオートロードが期間限定で行われましたけど、そもそもはメンタルヒーリングセミナーのアクティブオートロードしかありませんでしたね。その「Sパージ」から「Sパージ2」のリニューアルも、「ディフェンスM」から「ディフェンスM2」のリニューアルも、このセミナーがきっかけでした。現在人気の「キーラック」や「メンタルブロックリリース」といった製品も、本セミナーから始まったものですし、そういう意味ではたいへんエポックメイキングなセミナーですね。

高橋●できた当初はそうでしたね。「リフレッシュメンターセミナー」をリニューアルする形で、2020年に「メンタルヒーリングセミナー」が誕生しました。

――●「キーラック」にいたっては、高橋代表は確か「『キーラック』さえあればもう他はいらないかもというぐらい気に入っている」とおっしゃっていました。

高橋●そうでしたね。ほとんどの不具合は「今ここに在る」というところからズレてしまうために生じるわけですから。

――●セミナー開講からしばらく経って「キーラック」や「メンタルブロックリリース」が個別に製品として発売されるのを心待ちにしていたこともよく覚えています。今もメンタルヒーリング系のエネルギー製品は大好きですし、もはや暮らしに欠かせないものです。それがひとまとめになって自分で扱えるというセミナーはやはり大きな魅力だと思います。

◎心の領域に

――●相手に「キーラック」を働かせたい場合に、セミナーで学んだ技術で「キーラック」を相手に働かせるのと、「キーラック」のコラーゲンを代行して飲むのと、どちらがいいんでしょうか?

高橋●いろいろな場面が考えられるので一概には言えません。例えば、友人が落ち込んでるときに「キーラック」を飲んでねと渡せば、飲む行動を伴うことで友人も納得し、その気になることも考えられるからいいですよね。一方、友人の代行で飲めば、エネルギーは普通に友人へ働きます。それとは別に、オートロードしたエネルギーを人が直接働かせると情報量が違いますから、コラーゲンなどで足りないところまで補えるということがあります。

――●オートロードの情報量は圧倒的に多いとおっしゃっていましたが、自分がエネルギーを働かせるアクティブオートロードの場合もそうなんですね。

高橋●アクティブオートロードされたエネルギーを、自分で送るほうが早いといえば早いです。ただ、ノパルは、手間が掛からないのがメリットです。とりあえずパッと飲んでおけばエネルギーは働く。友人の分を代行して飲むだけで、あとはいろいろと仕事していてもエネルギーはきちんと働きます。友人にエネルギーを働かせようと思って自分の手を動かせば、5分、10分かかりますからね。人それぞれの使い方の工夫、経験値によっても変わってくるでしょう。
 「メンタルヒーリングセミナー」のエネルギーは、アクティブオートロードですから、自分でやってみたい人向けです。TDEをこういうやり方で使えばこういう結果が出てくるというところを知りたい、研鑽したいという会員さんのニーズはしっかり満たすことができると思います。

――●受講をおすすめするのはどんな方ですか?

高橋●どうやってメンタルを楽にしようかということで構成したセミナーです。メンタルが絶好調ではない、メンタル面に不調や問題を感じている方。それから、精神や心の領域に興味のある方にもおすすめです。サロンなどを経営なさっている方で、ヒーリングの技術を身につけたいという方にもいいと思います。

――●調整法など、肉体のことは物理的にあるものだからわかりやすいけれど、心は今ひとつわからない、肉体に比べて理解しがたいから受講したという人もいました。

高橋●「ストレス」とよく言いますが、誰も「ストレス」の正体は見えていませんからね。物としてあるわけじゃないし、心は捉えどころがありません。
 私自身、いろいろやっていると、まだまだやりきれていないことを痛感します。心の領域は非常に深い世界だなと。例えば、本人の記憶にもないし、どこにもないけれども「そこが引っかかる」ということは多々あるんです。
 最近は、胎内記憶についてなども、時々取り上げられたりしますよね。お母さんの気持ちや感情がおなかの胎児にも伝わっていたりする。それは本人の記憶ではないけれども、お母さんを通じてなにかエネルギー的な記憶が残って、本人のブロックになっていたりする。それがふとした拍子に引っかかって、動けない、あるいは逃げ出してしまうとか、どうしても苦手だと感じる人ができてしまうとか。
 そういうところもまで見ていくと、思った以上に深いし、いろいろ抱えているということになります。傍から見ると「そんなの手放せばいいのに」と思うけれど、本人にとっては記憶がないから手放しようがないわけです。

――●「メンタルブロックリリース」はまさにそんな感じですね。想像以上に深いところまで届いて、普段自分の記憶には浮き上がらないようなことにまで届いて、浮き上がってくる、みたいな。浮き上がってくるところまでいくと楽になるし、認識するとやがて消えて忘れてしまうというか。

高橋●人の脳のクセで、好きなところにしか目が行かないし、意識が飛んで行きません。それ以外のところはどうしても意識が及ばなくなってしまいます。だから、わからないし、ないものにしちゃうんですよね。

◎新製品開発に向けて

――●最近はどのようなエネルギーを開発していらっしゃるんですか?

高橋●「RSSフレッシュヘア」を開発中です。

――●従来の美容系が、これから「RSS」へと変わっていく予定ですか?

高橋●変わっていきます。「RSSフェイスアップ」「RSS小顔」「RSSウエスト」など、どんどんリニューアルしていって、新たな美容セミナーの展開につなげるということを考えています。
 あとは「ハーモニア」歯みがきのラインナップに「メノポバランス」を取り入れようという計画があります。「メノポバランス」は更年期や女性の月経に伴う不調を軽減させる目的で開発したエネルギーです。歯みがきなら、毎日、定期的に使うから「メノポバランス」のエネルギーが長期間にわたって働いてくれることになり、使う方にもエネルギー的な恩恵は大きいのかなと思っています。

――●ハーモニアのラインナップに「RSS16(歯系)」があったらいいのにと思ったんです。使うシーンにぴったりのエネルギーというか。

高橋●そうですね。歯系の組み合わせはいいかもしれませんね。メモしておきましょう。

――●2024年前半は、「RSSシリーズ」に始まって、製品リニューアルが一旦落ち着いたかと思ったら、すぐに「RSSシリーズ」のオートロードが始まり、まったく新機軸の「TDE式全脳クリアセミナー」の開講と、開発が怒濤の勢いでいらっしゃいましたね。

高橋●今回は、時期が重なったのがキツかったですね。

――●そんな中で「イレイス」など、面白いものが出てきました。「RSS」に組み込まれた「超周天」も今後の行方が気になりますし。またまた広がっていきそうで楽しみです。

高橋●そうですね。どうなることやら(笑)。あとは才能関係のエネルギーもどんどんやっていきたいんですけど、なかなか。

――●「スッキリ脳・プラス」にも「才能開花」に近いエッセンスが入っていましたよね。

高橋●そうですね。ああいったことをまとめると、いい感じにできそうな気もしますしね。
 全脳クリアセミナーもそうですが、記憶力、思考力、認知力、なんにしても時間の経過とともに【100】あったものが落ちてくるから、それを【100】まで上げるようにTDEで働きかけましょうというものです。そうではなく、ここからさらに【200】も【300】も積み上げできないかなと思っています。TDEでできそうな気はするんですけどね。

――●それは「才能開花」の開発のときにおっしゃっていた「天才脳」とはまた違うんですか?

高橋●結局そこへ行くんでしょうけどね。ただ、天才は変人が多いからちょっと扱いが厄介なところもあって。

――●偏るというか、なかなかバランスよくはいかなさそうですよね。

高橋●そう。バランスのいい人は天才にはなれない。バランスをぶっ飛ばしているから天才の域に達するわけじゃないですか。普通の人にはとても考えつかないことであったり、能力にしてもそうだし、周りは振り回されてたいへんだったりするんですよ。そのくらいにならないと世界中を巻き込むところまではいかないんでしょうけど、多少なりとも、ちょっといい感じにいけないかなというのは考えています。
 というわけで、エネルギー開発についてもお伝えしてきましたが、本題の「メンタルヒーリングセミナー」の受付が始まります。ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。