藤井博康副会長のエネルギー製品「TDE炎」のレギュラー販売が決まりました。ちょっと意外な使い方や、2025年の藤井会長の動向について伺いました。
◎TDE炎
――●「TDEつながり」に続いて、藤井副会長が開発した「TDE炎」が1月から再販されます。最初は、暑い時期に期間限定で販売されましたが、寒い時期に「TDE炎」がレギュラー販売されることになりました。
藤井●そうですね。まずは冬の「TDE炎」を、ぜひお試しいただければと思います。
A●私は、飲むと体が温かくなるような感覚があったので、風邪の引き始めなどに「ウィンターMIX」と一緒に使うのがお気に入りでした。
藤井●僕も風邪を引きそうなときに「炎」はよく使います。冷え性の方、体を動かしにくい方、関節がギシギシきしむという方にもおすすめです。
B●「TDE炎」と相性のいいエネルギーはありますか?
藤井●僕が「TDE炎」と合わせて使うのは「TDEつながり」ですかね。あと製品ではありませんが、オープン系(エネルギー体の流れをよくして、軽くなるように花開かせるようにTDEを送る使い方)のエネルギーはよく一緒に使います。
「TDE炎」は、体験した方に“浄化の炎”“再生の炎”と言っていただいたりしました。人混みに行って疲れたとか、お墓参りに行って疲れたみたいな時に使って「楽になりました」というようなお声をよくいただきました。
A●浄化の炎ってすごいですね。
藤井●不死鳥とか鳳凰とか、そういうイメージは確かに僕もありましたね。
B●ただ体を温めるのとは違う感じがよくわかります。
藤井●「TDE炎」は二日酔いの人にも好評でした。二日酔いだと、頭がちょっとだるいみたいな感じがあるでしょう。同様に時差ボケにもいいかもしれません。どういうことかというと、崩れているバランスを「TDE炎」が改善するからです。精神的な、肉体的なバランス、タイミングのズレがあるような時にはおすすめできます。
他にもちょっと極端な例ですが、車で追突された時などにもいいと思います。突然バンと追突されると、体が急な衝撃を受けるために、肉体的なバランスが崩れるし、気持ち的にもすごく乱れたりします。外傷を負ったり、頭を打ったりしたときはなおさらバランスも崩れやすくなる。
A●その感覚はわかりますが、なぜ「TDE炎」なんですか?
藤井●「TDE炎」は、詰まって鈍くなっているところを活性化させることを目的としたエネルギーです。詰まっているということはバランスが崩れていて、反応が鈍くなっているんですね。そういう時に使うと「TDE炎」が流れを調えてくれるんです。
詰まりがなくなれば、ポテンシャルが回復して、どこもかしこも巡って、詰まりがなくなれば、体もこころも良い状態になります。自分本来の流れを取り戻すことができるんです。
◎タイミングのズレに
A●なるほど。追突ではありませんが、私は、急に自分のタイミングがズレるように感じることがあります。スイスイ行かなくなるというか。その状態もバランスが崩れるのと似ているように思います。
藤井●それですね。そういったバランスが崩れた時や、タイミングがズレた時も「TDE炎」は良いと思います。
A●ズレてしまって、気づいて修正したいのに、自分ではなかなか修正できない。うまくいかない。そういうことが時々あるんです。「始まっちゃった、どうしよう」って。
藤井●そう。そういうときは、なにかがズレているんです。バランスが崩れているから起きることなんです。ですから、寝て起きて、なんだか頭が働いていないなという時、また徹夜明けで全然頭が働かないような時にも「TDE炎」はいいと思います。
B●たしかにそういう時は、なにかズレている感じがしますね。バランスやタイミングと「TDE炎」は全く結びついていませんでした。
A●代行できるから、朝の夫の様子を見て、しゃっきり目覚めていないように見受けられたらパッと代行しちゃうとか。「二日酔い?」と思ったら、代行するとか。
藤井●それも面白そうですね。
――●最近、そういうバランスが崩れていたり、タイミングがズレていたりする人が多そうな感じがありますね。
藤井●多いです。増えています。一つに、スマートフォンやパソコンなどの画面をずっと見ているために、視野が固定されてしまう、視点が近くに固定されたままということによる影響は大きいような気がしています。あとは電磁波的な影響も無視できなくて、結構人の体内に溜まっています。ヒトの体内は微弱な電気信号でやり取りする部分があるので、電磁波が体内に溜まると動きが阻害されて、反応が鈍くなるんです。また一部過剰な反応が起きてしまうこともある。体内に余計なものが溜まって邪魔されたり、ノイズが入ったりとかすると、そこを通りづらくなって、どうしても反応が鈍くなってしまいます。
A●これからは違和感を感じた時に「TDE炎」を積極的に試してみたいと思います。
B●バランスが崩れる時、タイミングがズレた時に「TDE炎」がいいなら、一歩踏み込んで、病中病後でしんどいような時もいいとか?
藤井●病気によってその人本来のバランスが崩れている、それで偏りが生じていると捉えることもできますから、「TDE炎」を使って生命力を活性化させて、バランスを調えると、もしかすると良い変化があるかもしれません。
B●いのちの炎みたいな、生きていく上でのベーシックなところのものと、新しい技術によってどんどん変わっていく世の中とのバランスって、どうしても崩れがちだと思います。技術が進化すると、本能的な部分がだんだん抑えられてきたりする。そういう意味でも「TDE炎」は現代人にピッタリなのかもしれませんね。
藤井●そうですね。「炎を喜ばせる」というところで、今のところはこれがいちばん良い形でできているから、手を加える必要はないと思っていましたが、少しだけ範囲をプラスするかもしれません。
オープン系のエネルギーをちょっと入れて、エネルギー体へのアプローチも少し加えてみようかなと思っています。
A●するとどうなるんですか?
藤井●生命力を活性化させて体を元気にした後、さらにその強化を図ることができます。
それで自分らしくというか、エネルギー的に自分のスペースを確保するように仕向けます。その人の肉体と、肉体の少し離れた部分にあるエネルギー体まで働かせてあげると、余裕ができるわけなんです。オープン系でやる際にはだいたいその辺によくアプローチします。「炎」で肉体の改善を図った後、肉体とそのエネルギー体とをつなげていくことは、施術でもよく使っています。
◎新エネルギーの着想
――●2025年の動向や展望を伺いたいと思います。
藤井●4月から、エルビードプライム、シングルスター、ツインスターの伝授を担当することになります(トリプルスター以上の伝授は、鈴木遙人会長が担当)。
A●満を持してという感じですね。藤井副会長の就任当初、私たち会員の多くは、藤井副会長の人となりとか、実力とか、存知あげませんでしたが、あっという間に実力と魅力とが会員に浸透した印象を受けます。エネルギー開発にしても、就任当初は「始まりと終わり」だけだったのに、「TDE炎」「TDEつながり」と発展して好評で、2024年末には新しいスタイルの「アタマ カラダ セイメイ」が登場。勢いが止まらない感じです。
藤井●ありがとうございます。2024年からオートロードも受け持つようになり、おかげさまで会員さんにふれあう機会はずいぶん多くなってきました。オートロードをさせていただいていると、常に発見があり、とにかく日々面白いです。答えはいつも現場にあるというか、そこにしかないというか。会員さんとのふれあいの中からどんどんヒントをいただいています。
B●2025年の製品開発はどんなものを?
藤井●おそらく全く新しいものを出すことになると思います。あまり決めてはいませんが、ちょっとマニアックなエネルギーになりそうな気はしています。ネタはいろいろとあるので。
――●会員さんとのやりとりの中で、ニーズをすくい取って、決めていくみたいな?
藤井●そんな感じです。最近は「人間」というアプローチをよくやっています。マニアックですが、これが結構変化があるんですよ。
「人の間」と書いて「人間」でしょう? 人は誰もがいろいろな人とのつながりの間で生きていて、1人では生きてはいけません。なにかとなにかの間にいる。
言ってしまえば、僕たちは途中経過にしかいないんですよね。途中にしか生きてない、生存してないので、たまたま“ここ”に途中で存在している、みたいな。その途中の存在であり、その途中というのはいろいろなことが交わっている状態なんです。
交差して、交差して、それが立体的になって「Aさん」みたいな人が出てきたりするわけなんですね。そういう観点で捉えてアプローチしていくと、それまで解決しようとして解決できなかったことが、スッと消えたりする。「どうやっても取れないな」みたいなやつがスッと消えたりするので、これはいいなと(笑)。それで「人間」と名付けています。
B●なんだか時空を超えた展開のようにも感じます。
藤井●例えば目の仕組みだってそうじゃないですか。右目、左目の視点があって、ある点とある点が交差して、それによって立体的な視覚情報となっているわけです。
だから、立体的に存在していると思っているものも、同じような感じなんですよ。なにかとなにかの交差点。ちょっとマニアックな話になりますが。
◎オープン系
A●金運アップの異なるアプローチがあるともおっしゃっていたような。
藤井●そうですね。「運」は訓読みすると「運ぶ」。「運ぶ」ということは、そもそも硬かったり重かったりすると運べないわけです。だから、運が大きくなろうが大きくなるまいが開運にはあまり関係ない可能性があるんです。金運にご利益があると言われているは安房神社(千葉県館山市)や今宮戎神社(大阪市)がまさにそうだったんですけど、エネルギー的なものを観ると、金の粒子みたいなものが下から浮き上がってくるんです。
そういうのが良い例で、粒子が細かくて、軽いからそういうふうになるわけですよね。同じように、運も、人を介して運ばれるということを考えると軽いほうがよさそうです。
また、「運が開く」と書いて「開運」といいますが、自身のエネルギー体が開いていなければ動きづらかったりするわけです。変化しようとか、軽くあろうとか、そういう観点がいろいろあるわけです。すると巡りが良くなってきて、お金がやってきたりする。
B●藤井副会長は「エネルギー体の状態を良くする」とはあまりおっしゃらずに、「流れを良くする」「軽くする」というふうにおっしゃいます。それはよく言われる「エネルギー体の状態を良くする」とはちょっとイメージが違うように感じます。
でも、オープン系でエネルギーを使って、エネルギー体にエネルギーの流れを作ってあげて軽くすると、手っ取り早くエネルギー体の状態が改善するし、現実に変化が表れるし、大きく改善しました。これまで学んできたこととは異なるような気もして、少しモヤモヤすることも…。
藤井●エネルギーの使い方は自由でいいんですよ。ヘンにクローズしすぎなければ。
オープン系だけのノパルといったものもアリかなと思います。オープン系でやっていると体もラクになりますから。なにも指定せずに飲むと自分のエネルギー体に働いて、痛みでもいいし、人間関係でもいいし、指定して飲んだら、そこがオープン系に変化するみたいな。応用は、その人次第ということにして。
◎こんな時代だからこそ
A●2025年はどんな年になるでしょう?
藤井●さて、どんな年になりますかね。備えあれば憂いなしみたいな。先日も「もう将来どうなるかわからない。だからこそエネルギーにお金を使おうと思って、いろいろオートロードを受けています」という方がいらっしゃいました。
A●わかります。緊急時や困窮時に、道具がなくてもできることがあるのは大きい。「さあ逃げろ!」という時に、たとえ身ひとつだったとしても、伝授やオートロードを受けていれば安心ですよね。
藤井●ええ。エネルギーなら避難先でも使えるかもしれませんしね。そういえば、先日、沖縄の久高島に行きまして、もう帰るという時に、僕ともう1人だけがちょっとのんびり海岸にいたんです。他の人たちはみんな、帰りのフェリーのために港へ向かっていました。気がついたらすっかりいい時間で、慌てて僕たちも港に向かって動き出そうとましたが、地理がわからずフェリー乗り場へどう行けばいいのか、見当もつきません。でも仕方がないから「もういいや、行こう!」って、全部エネルギーにまかせたんです。いくつもいくつも分かれ道があるので、エネルギーで「どっちかな」と感じて進むんです。そうしたら結局、先に出ていたほかのメンバーよりも早く着いちゃった、みたいな。
B●さすがです。
藤井●ですから、いざ「右に行く? 左に行く?」という場面で、エネルギーはものすごく役に立つはずです。
A●私も、こんなご時世だし、伝授でもオートロードでも、できることは早くやっておくほうがいいなと思うようになりました。
B●やっぱり感性は大切だと思うんです。ひいきの野球チームで、阪神タイガースの監督が変わったんですよ。その新監督の藤川球児さんが二軍にくすぶってる選手に向かって「君たちはアメリカの野球に憧れてデータを重視し、データに基づいてトレーニングしているけど、僕が見るに、(もともと自分が持っていた)感性という部分が消えてしまっている」と言ったんですって。
藤井●素晴らしいですね。たしかに、小さな画面の中の情報よりも、現実、肌で触れるもののほうが情報量が多いですからね。
B●その記事を読んだ時、藤井副会長が以前「頭で考えずに感じなさい」とおっしゃっていたのを思い出しました。あ、ブルース・リーだ…「Don’t think, feel」みたいな。そう、感じる能力が衰えてきちゃうとダメだなって。
藤井●そう、もったいない!
B●エネルギーがあれば、感じる能力ももしかしたら上がるかもしれないと。
藤井●エネルギーを使っていると、やはりそういう感性的な部分は強くなりますよね。あまり考えないみたいな。
B●藤井副会長のエネルギーに対する姿勢や知見などに、2025年は私たち会員はどうふれあっていけることになりますか。
藤井●講習会でお話しさせていただいたり、オートロードや伝授でお会いしたり、エネ散策のような企画も実施するかもしれません。さらに東京・大阪で「藤井ゼミ」を実施する予定です。そのほか、会員誌の新連載企画も進行中です。
読み物関連で言うと、2025年には初の書籍を出版しようと鋭意制作中です。神社参拝やエネルギーに関する本になる予定です。
A●2024年の高円寺・阿佐ヶ谷エネ散策で教えていただいたような、神社参拝時のマナーやエネルギーと親しむコツなどがもっと詳しく載っている感じでしょうか?
藤井●一応そうだと思います(笑)。ただ、神社ごとに結構差異があるんですよね。神社によっては、実際に行ってみると、誰も見向きもしないようなところにエネルギーの柱がドーンと立っていて、「こんな所から!?」と驚くこともしばしばです。十社十色の様子は一冊にはまとめられそうにないので、それぞれの話は動画で紹介していくようなイメージを持っています。先日も金沢の金剱宮(きんけんぐう)で収録してきました。これは書籍の特典動画になる予定です。ネットのコンテンツには力を入れていきたいですし、海外への展開も興味深いと感じています。
A●ただでさえお忙しくていらっしゃるのに、かくなる上は式神の出番では?
藤井●そうですね。そろそろ分身を作らないと(笑)。さきほどもお話ししたとおり、基本的に現場へ行きたいというか、そこにしか答えがないので、2025年も意欲的に活動したいと思っています。
――●現場の声を拾って、製品にも反映していくと。
藤井●それしかありませんからね。2025年もどうぞよろしくお願いいたします。